【シンガポール就職】メリット・デメリット
昨年の8月より更新をサボってしまいましたが、
8カ月程シンガポールでの就労経験を経て、改めて感じることを少しずつ記録していきたいと思います。
今回は、『シンガポールで働くこと』のメリット、デメリットや日本人の視点から見るシンガポールの就労環境などにまつわる話。
- 語学面
まずは、皆さんご存知のようにシンガポールの公用語は英語であり、仕事はほぼ100%英語、レストランや街中の表示も基本英語です。
ただ、話し言葉は"Singlish"と俗に言われるシンガポール独特の英語です。
日経企業も多く進出しており、日本からも比較的行き来しやすく、それでいて英語が公用語ということで語学留学や海外就職先として人気があるシンガポール。
その意味では、
・現地の言葉(中国語やマレー語)が出来なくても、ある程度英語が出来れば就職できる
・ ローカルスタッフのいる職場であれば毎日多かれ少なかれほぼネイティブと言える英語に触れる機会ができる
という点がメリットとして挙げられる一方、
・英語といってもアメリカン、ブリティッシュとは発音が全く異なり、さらには文法も独自のルールで話していたりと、正統派英語を身につけたい!という人には期待はずれになる可能性がある
・慣れないとひたすらにSinglishが聞き取りづらい笑
というところは予め心しておいた方が良いかと思います。
もう一点、成人の英語学習者が少ないため、大人向けの英語学習機関が多少限られている点は香港と比較し個人的に感じたデメリットですが、全くないわけではないので大きな問題にはならないかと思います(以前ご紹介したBritish Councilもあります)。
- 国際性
続いて、これは完全に企業によるかと思いますが、シンガポール自体、かなり海外からの移住者が多いため、ナショナリティーが多様な会社が多いのではと思います。
私の会社も少なくとも10カ国以上からの社員がいます。
その意味で、日本人だけ、シンガポール人だけ、でなく色々な国からの人に出会う機会が他の国と比較してもかなり多いのは貴重な経験になるかと思います。
- 就労環境
日本のような『遅くまで頑張って働くこと』の美徳のようなものは一切ないので、多くの社員が自分の仕事がキリがつけば定時きっかりに帰って行きます。
また、朝も始業時刻を少し過ぎても、皆特に何も気にしていません。
また、これも企業によるところではありますが、残業代が出ない会社も多く、日本のように残業をすることへの金銭的インセンティブがないことも一つの要因かと思います。
また、転職市場が非常に活発なことからも、少しでも長時間労働など日本で言うブラック企業のような会社があれば、すぐに社員も退職していってしまうということもあると思います。
このような環境から、社員もかなり効率的に働き、無駄は出来るだけ省きたい、という考え方が浸透しているように感じます。
- 生活環境
・生活面全般
日本人経営の病院やレストラン、美容院等が多くあり、また最近では生鮮食品を扱うドン・キホーテが進出してきていたりと、日本人にとってはとても暮らしやすい環境です。また公共交通もバス、電車、タクシー全て整備されており困ることはまずないです。
・物価
全体的に日本と比較すると物価は高く、物にもよりますがだいたい感覚的には1.5倍程度でしょうか。特に家賃が高いので、家賃を会社が出してくれない場合などはシェアルームをされている方も多いようです。
・メイド文化
物価が高い→共働きせざるを得ない→子供の預け先が必要→メイドさんを雇って子守りと家事を両方お願いする!
という家庭が周りでも多いです(子持ちの共働き家庭はほぼメイドさんを雇っていると思います)。
そのため、待機児童問題など気にせず共働きができる、家事の負担を軽減できる、という点で選択肢が多いのは良いことかと思います。
- 取得ビザ
シンガポールで就労するためにはEmployment Pass(EP)の取得、もしくはDependant Pass(DP、家族ビザ)でLetter of Conscent(LOC)と呼ばれる就労許可を取得する方法の2通りあります。
最近では外国人労働者の増加によりシンガポール人の雇用が不安定になってきているとの理由から、外国人へのEP付与がかなり厳しくなってきています。具体的には、学歴や年齢、年収等様々な要素を元に審査されます。
このような背景から、企業側もわざわざEPを申請するのではなく、既にDPを持っている求職者を雇用する方がリスクがなく、またEPと比較し低い給与で雇用ができるので最近ではDP保有者の市場価値が高まってきているとか。
逆にEP取得でシンガポール就労を考えている方はこれ以上厳しくなる前に早めに、またEPの条件等事前に確認されることをおすすめします。
以上、かなり初歩的な内容も多くなりましたが、シンガポールで働くことにまつわるお話をざっくりとまとめてみました。
【シンガポール就職】1週間働いて
こちらで就職先を見つけてから、やっと1週間ほど勤務をしました。
気持ちが新鮮なうちに、今感じていることを残しておきたいと思います。
海外での就職は私の大学時代からの夢でした。
社会人になってからは海外就職の難しさも知り、もはや職種や会社は何でもいいから『海外で働く』ことがいつか実現できたらいいなーとずっと考えていました。
なので、そのきっかけをくれた夫には本当に感謝しています。
そして、夢だった海外就職を果たした今、毎日がとても楽しいです。
毎日行く場所があるということ。
自分の働きに対して評価してくれ、対価を払ってくれるということ。
夫を通しての知り合いだけでなく、自分で新たな人間関係を築けること。
日々奮闘しながら少しずつ何かを学んでいるという実感。
日本にいた時は当たり前だったことが、今はとても貴重に感じます。
"駐在妻"という言葉は、『駐在員の夫を持ち優雅な海外生活を送る主婦』というイメージを連想し、夫ありきの存在だと言っているようで、正直あまり好きな言葉ではありません。
(気分を害した方がいたらごめんなさい)
これまでキャリアを積んできた女性にとったら、夫の海外駐在は必ずしも嬉しいことではないケースもあるし、駐在妻と言っても色々な生活スタイルがあります。
もちろん仕事をすることが全てではないし、勉強する人もいれば育児に没頭する人もいる。
ただ、夫ありきの自分ではなく、海外移住を良い機会と捉えて自分の人生設計の一つとして海外生活を楽しむことが大切なんじゃないかなーと漠然と感じています。
海外では考える時間がたっぷりあって、日本にいた時走り続けていた状況から、やっと立ち止まって自分、家族、社会についてよくよく考えることができていて、とても心地よいです。
シンガポール観光スポット②【ガーデンズ バイ ザベイ】
先日義母が来星していたので、
3人でシンガポール観光に出かけました^^
今回はその中でも「ガーデンズ バイ ザ ベイ(Gardens by the Bay)」のレポートをしたいと思います。
シンガポールのお決まりの観光スポットのひとつです。
↓まずは、こちらがガーデン敷地内の地図
ガーデンズバイザベイの敷地内は無料で歩くことができます。
その中でも、観光の目玉になっているのが「フラワードーム(Flower Dome)」と「クラウドフォレスト(Cloud Forest)」という2つの低温室です。
こちらは入場料がかかります。
(2つのドームセットで28シンガポールドル←旅行者価格)
ガーデンズバイザベイというと屋外の木の形をした巨大オブジェ(スーパーツリーというらしいです)のイメージが強く、これにこの値段払うのか~と思いましたが、この2つの低温室は世界最大級の温室で、かなり見ごたえがあり、払った価値はあったと思います。
- フラワードーム(Flower Dome)
まずは背の低い方の低温室、フラワードームへ足を運びました。
そもそも低温室ということを知らなかった私たちは、温室に入ってびっくり!とっても涼しく暑い屋外から入るととても気持ちよかったです。もはや寒いくらいだったので、羽織物を持参することをおすすめします。
温室内は種々多様な植物が植えられており、世界中の植物がエリア別に展示されていました。
果肉植物や樹木以外にも、花も種類が豊富でとても色鮮やかでした。
特にシンガポールの国花である蘭は数も多く栽培されていて、鮮やかな色がとても綺麗でした✨
かなり広い敷地の内部がさらに2階?に分かれているので、ゆっくり見て回ろうと思うと相当な時間がかかると思います。
- クラウドフォレスト(Cloud Forest)
フラワードームを出たあとは、すぐ隣の「クラウドフォレスト」へ。
こちらはフラワードームと比較すると背が高く、室内には緑に覆われた5階立て程度の建物があり、そこから人工の滝が落ちていました。
こちらもそのスケールの大きさと斬新さに圧倒されました。
メインの建物へはエレベーターで上ることができ、頂上から順に歩いて下りるコースが設置されています。
こちらは苔やシダの類が多く、緑が鮮やかでフラワードームとはまた少し異なる植物を見ることができました。
緑が鮮やかで葉の形や模様も様々で見ているだけで癒されました^^
- スーパーツリー(Super Tree)
最後に、よくガーデンズバイザベイの写真に使われているツリーを見てきました。
ツリーの周りにはこちらもシダが使われており、人工物ながら自然を利用したユニークな景観でした。
今回は上には上りませんでしたが、上るとガーデン内が一望できるそうです。
余談ですが、シンガポールに来て初めに驚いたことは、街中に緑が多いことでした。空き地のような公共スペースには基本どこも芝が植えられており、また高級ホテルやコンドミニアムなどにも必ず緑が植えられていて、綺麗にメンテナンスされており、街中ながらリゾート地のような雰囲気なことに驚きました。
よく考えてみるとチャンギ空港の最新ターミナルにも壁一面に緑が植えられており、国を挙げた「緑化政策」がとても重要なテーマになっているんだなーとガーデンズバイザベイを観光し改めて感じました。また、緑といっても自然そのままの緑ではなく、しっかりと手入れされ、虫食いや落ち葉などがほとんどない、というところもシンガポールという国の「衛生的でクリーン」なイメージづくりに一役買っているんだなと感じました。
今回はこの3か所を見て回りましたが、敷地内はかなり広く(有料のシャトルバスが通っているくらい)、その他にもいくつか観光スポットがあったようなので半日程度は過ごせると思います。
また、今回は昼間に訪れましたが、夜もライトアップがされていてまた違った表情が見れるのではと思います。
正直そこまで期待値が高くなかったのですが、行ってみたらかなり見ごたえがあり、またシンガポールらしさを感じられる良いスポットでした。
(温室内が涼しいのもとてもうれしかったです笑)
◆Gardens by the Bay(英語HP)
【シンガポール就職】転職エージェント比較
今日は今回の就職でお世話になったエージェントの比較をしてみたいと思います。
今回お世話になったのは、
JAC、インテリジェンス、RGFの三社です。
夫の香港駐在が決定してから、
日本や香港、シンガポールでそれぞれのエージェントさんとやりとりをさせていただいた中で感じた個人的な所感なので、あくまでも参考程度に読んでいただければと思います。
日本にいる時からかなりお世話になったエージェントです。まず海外就活の仕方がわからない、そもそも働けるのか、というレベルの私ともしっかりと面談をして下さいました。
またシンガポールに来てからもわざわざ挨拶の時間をとってくれたりと、「候補者と直接話す」ということを大事にしているエージェントだと感じました。
また、シンガポールについて言うと日本人、日本語スピーカーの社員の方がとても多く、求人数もかなり持っているようなので、日本人で就職活動をする方は登録しておいて間違いはないと思います。
それから、求人情報は求職者との窓口となる担当者を通してではなく、企業側の担当者から直接くるのも特徴かと思います。
- インテリジェンス
日本、香港にいた際は登録しておらず、シンガポールに来て初めて登録したエージェントです。インテリジェンスというとかなり日本でも馴染みがあるので意外だったのですが、シンガポールのインテリジェンスはローカルスタッフが非常に多く、求職者の担当となる方は日本人ですが、企業側担当はシンガポール人も多く、日本語が話せないシンガポリアンと直接英語で模擬面接をしてもらうようなこともありました。スタッフの雰囲気も若干他の二社とは異なり、今回登録した三社の中では一番フランクな感じでサポートをして下さいました(時には連絡手段がLINEだったり)。そのためちょっとした相談もしやすく、また基本的に求人の紹介は窓口となっている日本人の担当の方から来ることもあり、かなりこまめにやりとりをさせていただきました。
- RGF
リクルートの海外求人専門の会社で、日本にいる時から登録をしていました。大手であるためか、他の二社と比較すると多少機械的な対応を受けた印象がありました。面談も直接面談ではなく電話面談であったり、「条件に合う求人がありましたら連絡をさせていただきます」というスタンスで、初め海外就職について右も左も分からなかった私にとっては少し不親切な印象を受けてしまいました。登録者数が多く、優先度の高い候補者(今すぐにでも転職したいという方や、経験や語学力が高く内定のすぐ出そうな方など)から積極的にサポートしているためというのもあるかと思います。。
※繰り返しになりますが、個人的の所感であり担当の方によっても違うと思いますので、あくまでも一意見としてです!
以下は、その他、求人情報収集のために使った手段です。
- <求職者向けセミナー>
漠然と海外就職を考えている、夫の転勤が決まったけどどこから何を初めていいか分からない、という場合は日本でも現地でも求職者向けのセミナーが定期的にこれらのエージェントによって開催されているので、行ってみるのもありだと思います!
ただ、セミナーはあくまでも各国の就労状況やビザ取得の難易度、求人の傾向などの情報が多いので、具体的な求人情報がほしい!という方は直接エージェントに相談した方が良いと思います。
- <求人情報サイト>
それから、今回の就活でかなり重宝したのが「シンガポールお役立ちウェブ」という日本人向けの情報サイトの「お役立ちオシゴトサーチ」です↓
かなり頻繁に各エージェントからの求人情報が更新されており、ここで気になる求人があれば直接エージェントに問い合わせる、という活用をしていました。
ただし、こちらに公開されていない求人もあるので、エージェントに登録しつつサブ情報として見ておくことをおすすめします!
また、日系企業でなく外資を探したい、というかたはエージェントを通してでなく企業が直接求人情報を載せているサイトがあるので、こちらを見てみても良いと思います↓
Recruit.net - We help people find jobs in Singapore
エージェントを通しての場合は、外資の求人も一部ありますが、基本は日系企業の求人です。
最後に、企業が直接HP上に求人情報を出しているところもあるので、特に大手企業で気になる企業がある場合は、チェックしてみるといいと思います。
と、一通りシンガポール就職における求人情報の探し方をまとめてみました。
私自身も就活中は分からないことや不安に思うことが多く、同様に海外就職されている方のブログを参考にさせていただくことが多かったのでこちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。
また働き始めたら少しずつ近況も綴っていきたいと思います~
【シンガポール就職】オファー獲得!(条件面の確認)
1カ月ほど前より始めた就活ですが、
今週ある企業さんよりオファーをいただきました👏✨
条件等々も満足の企業さんからいただけたので、
これで無事就活終了できそうです。
あくまでも一個人の経験談にはなりますが、
シンガポールまたは海外での就職を考えている方、
特にDP(Dependant Pass=家族ビザ)で働こうと考えている方の参考になればという思いと、個人の備忘録として今回の就活の振り返りをしたいと思います。
※シンガポールでの就活の進め方については以前書いた記事がこちらにあります↓
結果、約1か月の間で応募した企業は、7社。
そのうち明確に結果が出たのは2社のみ。
そのほかはまだ選考中でしたが、中でも志望度の高い企業よりオファーをいただけたので(企業さんが急ぎで探していたのもありますが)、思い切ってそこに決めてしまいました。
今回の就活開始時は、職種転換を目標にしていましたかが、やはり関連業務の経験がなく、また英語がビジネスレベルで話せるわけでもない、という条件だと、やはりなかなか難しく(そもそも未経験でも応募可の求人が少なく、応募可の場合も事務職やサポートメインの仕事が多かった)、
語学力を磨ける環境をとるか、日本語環境でもいいから職種転換を図るか、どちらかを選択しないといけないなと活動を進める中で感じました。
私なりに色々と考えましたが、貴重な海外で働けるチャンスであり、またビジネスレベルの英語を身につけられれば日本に帰っても仕事の幅が広がると思い、今回は”英語を使える仕事”を優先することにしました。
もしどうしてもこの仕事がしたい、という強い希望がある場合は、在職中にある程度長期間に渡って求人情報を追っていった方がよいと思います。
一方、職種や給料など強くこだわらなければ、PRやDPを持っている方であれば私のように1か月程度で仕事を見つけることが可能です。
(予想以上に日本人向けの求人は多くあり、またPRやDP所持者はさらにアドバンテージになります)
参考までに、
シンガポールでの雇用条件の確認事項も載せておきます。
シンガポールの慣習で年間13ヶ月分の給与が保証される制度です。この制度の導入は必須ではないそうですが、今回の就活で目にした企業はほとんどこの制度を導入していた気がします。給与を比較する際はこのAWS等も含め年収で比較した方が良いと思います!
- 賞与
賞与は完全に企業によりけりで、賞与支給はない企業も多くありました。また金額についてもまちまちでしたが、1~2カ月分がついていたら良い方なのではと思います。
- 通勤交通費
シンガポールでは基本的に会社からの通勤交通費の支給はないそうです。ただ、私が見た中で日系企業の場合は支給ありとしていた会社さんもありました。シンガポールは日本と比べると交通料金はそこまで高くありませんが、交通費支給なしの場合は企業選びの際に勤務地もかなり重要になってくるので、確認しておいて損はないと思います!
- 病気休暇制度
シンガポールでは日本と同様の有給休暇とは別に、病気休暇という制度が設けられており、医師の証明があれば有給でお休みが取得できるそうです。かなり文化としても根付いているそうで、戦略的にこの病気休暇を使う人もいるとか。。
シンガポールは日本のように月々のお給料からの所得税天引きがありません。そのため、提示された金額がほぼそのまま自分の口座に毎月入ってくるイメージだそうです。その代わり、1年に1度確定申告のような形で1年分まとめて所得税を支払うそうです。といってもシンガポールの所得税率は日本と比較すると格段に低く、日本の給与と額面が同じでも手取りとしてはかなり変わると思います。
以上、
個人の就活の振り返りとシンガポールでの条件面の確認事項をまとめてみました。
シンガポール観光スポット①【マーライオン】
シンガポールに来てから3週間ほど経ちますが、就活をしていることもあり観光に行く気分になれず、ほぼホテルとカフェで時間を過ごしております笑
が、先週末は天気もよく夫と2人でシンガポールの定番中の定番観光スポット、マーライオンを見に行って来ました!
マーライオンを背景に遠近法で撮った写真を多く見ていたので、割と小さいイメージを持っていたのですが、現物は意外と大きかったです!笑
遠目から見るとこんな感じ↓
土日だったのもありますが観光客でとても賑わっていました。
また、マーライオンのある海辺からはマリーナベイサンズがとてもよく見えます。
青空が最高!
シンガポールは日差しが強く、暑いですが、
気温でいうと日本や香港の夏と同じくらいで、香港と比べると湿度が低くムシムシした感じはなく、からっとしていて過ごしやすいです。
でもこちらの現地の方に聞くと「蒸し暑いよー!」とだいたいの方がおっしゃるので雨季になるとまた違うのかもしれません。
冷房の効きも香港よりは少し弱い気がする。
そんなこんなで、
世界の三大がっかり観光スポットなんて声も聞きますが笑、
期待せず散歩がてらに見に行って写真を撮るのには良い場所だと思います😂💓
マリーナベイサンズもシンガポール滞在中に一度は泊まってみたい!
これからは少しずつ外にも行って観光情報も更新していきたいと思います!
【シンガポール就職】絶賛就活中
シンガポールへ来て1週間が経ちました。
香港での主婦生活2カ月で十分のんびり生活は楽しんだので、シンガポールではできるだけ早く仕事を見つけたい。
ということでシンガポール行きが決まってから少しずつ転職エージェントの方と連絡を取りながら始めた就職活動。
来星1週間にしてすでに先日対面面接もしてきました。
就活を始めた時期としては、
8月からの勤務開始を目標としていたので、
その1カ月半前くらい(6月中旬)から始めました。
結果、エージェントの方もすぐに案件を紹介してくれたりとタイミングとしては非常によかったと思います。
まだ絶賛活動中ではありますが、ここまで活動してきた中で分かったことを記録しておきます。
<エージェントを通した転職活動の流れ>
エージェントへ履歴書、職務履歴書をオンライン上にて提出
→エージェントとの面談(30分程度で希望職種やこれまでの経歴などを話します)
→面談時の希望に基づき、エージェントから求人情報をもらう
→応募意思の有無を伝える
→事前に提出している履歴書をエージェントが企業へ送付
→書類選考に受かれば面接のアポ
→だいたいの企業が2回程度の面接を経て内定
<ビザについて>
EP(Employment Pass=就労ビザ)の場合は、国の定めている最低賃金や学歴などをクリアしていないと企業側が雇えないため、アジアの中でもシンガポールでの就労ビザ取得はかなりハードルが高いと聞きます。そのため、多くの企業がDP(Dependant Pass=家族ビザ)もしくはPR(Permanent Resindency=永住権)を持っている求職者を歓迎しています。
シンガポールではDPでの就労が許可されていること、また夫の会社も帯同家族の就労を認めてくれていることは本当にラッキーでした。
それからシンガポールの場合は仕事は英語(日系企業の場合は日本語)で遂行されるため、香港のように中国語ができないと求人の幅が狭くなるようなことがないのもシンガポール就職の魅力のひとつだと感じます。
ちなみに現在のところ、7~8社受けている中で、現在は前職とは全く異なる職種を希望しているにもかかわらず、DPを持っていること、また第二新卒に近い年次であることが影響しているのか、書類選考はほぼ通過しています。
<エージェントとのやりとりについて>
現在はJAC、intelligence、RGFの3つのエージェントの方をやりとりをさせていただいています。
それぞれのエージェントごとにカラーがあるなーと感じたので、それについてはまた別の記事で書きたいと思いますが、
3社通して言えることは、
・自分の希望をはっきりと伝えること
給与や希望職種、勤務地など、各々譲れないポイントがあると思います。
私の場合新たな職種にチャレンジしてみたいというのが一番の希望でした。
エージェントは、転職を成功させて初めて利益につながるので、概して成功率の高そうな求人を紹介してきます。そこで、希望と異なる求人を紹介されたら断る勇気も必要です。
私の場合は「数カ月は新しい職種への転職にチャレンジしてみたい。それで見つからなければ前職と同職種の求人も見ていきたい」ということを予めお伝えしました。
また、エージェントからの紹介待ちだけでなく、ネット上で気になる求人があったらそれも伝えています!
(エージェントは求職者とのやりとりをする担当者と、業界ごとに企業と接している担当者がいます。求人の紹介は基本後者の担当者からいただくので、求職者の希望をきちんと把握していないケースもかなりあります)
・優先順位をつけること
全て希望に見合う求人を見つけることを目指していると、なかなか進みません。特に海外転職の場合は日本人向けの求人にも限りがあります。自分の中でここだけは、というポイント以外は少し妥協することも必要だと感じました。
・「とりあえず受けてみる」もありだということ
私の場合、少しでも興味のある求人であれば、自分のコントロールできる範囲内で積極的に受けてみています。面接にも場数を踏むことで慣れますし、求人票からだけではわからない企業の雰囲気や期待されていることなどもつかむことができます。
・エージェント担当者との関係づくり
企業へ応募することになったら、エージェントより「推薦」という形で履歴書等を送付してもらうことになります。担当してもらえる方が決まったら、できる限り良い関係を築いておくことで、企業への推薦度が変わったり、またやる気を見せておくことで面接のフォローなどもより丁寧にしてくれたりするように感じます。
以上、シンガポールでの転職活動の経過を書き留めてみました!
正直、仕事が決まるまではなんだかそわそわであまり他のことが手につきません(これといってすることもないのですが笑)。
とりあえず英語の勉強や企業研究など今できることをしておきたいと思います!