シンガポールでの暮らし。

2017年7月より、夫の駐在に合わせて夫婦2人でシンガポールへ移住。日々の出来事、シンガポールでの奮闘の記録を残していきたいと思います。(シンガポールの前は2カ月ほど香港に住んでいました)

【シンガポール就職】メリット・デメリット

昨年の8月より更新をサボってしまいましたが、

8カ月程シンガポールでの就労経験を経て、改めて感じることを少しずつ記録していきたいと思います。

 

今回は、『シンガポールで働くこと』のメリット、デメリットや日本人の視点から見るシンガポールの就労環境などにまつわる話。

  

  • 語学面

まずは、皆さんご存知のようにシンガポール公用語は英語であり、仕事はほぼ100%英語、レストランや街中の表示も基本英語です。

 

ただ、話し言葉は"Singlish"と俗に言われるシンガポール独特の英語です。

 

日経企業も多く進出しており、日本からも比較的行き来しやすく、それでいて英語が公用語ということで語学留学や海外就職先として人気があるシンガポール

 

その意味では、

・現地の言葉(中国語やマレー語)が出来なくても、ある程度英語が出来れば就職できる

・ ローカルスタッフのいる職場であれば毎日多かれ少なかれほぼネイティブと言える英語に触れる機会ができる

という点がメリットとして挙げられる一方、

 

・英語といってもアメリカン、ブリティッシュとは発音が全く異なり、さらには文法も独自のルールで話していたりと、正統派英語を身につけたい!という人には期待はずれになる可能性がある

・慣れないとひたすらにSinglishが聞き取りづらい笑

というところは予め心しておいた方が良いかと思います。

 

もう一点、成人の英語学習者が少ないため、大人向けの英語学習機関が多少限られている点は香港と比較し個人的に感じたデメリットですが、全くないわけではないので大きな問題にはならないかと思います(以前ご紹介したBritish Councilもあります)。

 

  • 国際性

続いて、これは完全に企業によるかと思いますが、シンガポール自体、かなり海外からの移住者が多いため、ナショナリティーが多様な会社が多いのではと思います。

 

私の会社も少なくとも10カ国以上からの社員がいます。

 

その意味で、日本人だけ、シンガポール人だけ、でなく色々な国からの人に出会う機会が他の国と比較してもかなり多いのは貴重な経験になるかと思います。

 

  • 就労環境

日本のような『遅くまで頑張って働くこと』の美徳のようなものは一切ないので、多くの社員が自分の仕事がキリがつけば定時きっかりに帰って行きます。

また、朝も始業時刻を少し過ぎても、皆特に何も気にしていません。

 

また、これも企業によるところではありますが、残業代が出ない会社も多く、日本のように残業をすることへの金銭的インセンティブがないことも一つの要因かと思います。

 

また、転職市場が非常に活発なことからも、少しでも長時間労働など日本で言うブラック企業のような会社があれば、すぐに社員も退職していってしまうということもあると思います。

 

このような環境から、社員もかなり効率的に働き、無駄は出来るだけ省きたい、という考え方が浸透しているように感じます。

 

  • 生活環境

 ・生活面全般

日本人経営の病院やレストラン、美容院等が多くあり、また最近では生鮮食品を扱うドン・キホーテが進出してきていたりと、日本人にとってはとても暮らしやすい環境です。また公共交通もバス、電車、タクシー全て整備されており困ることはまずないです。

 

・物価

全体的に日本と比較すると物価は高く、物にもよりますがだいたい感覚的には1.5倍程度でしょうか。特に家賃が高いので、家賃を会社が出してくれない場合などはシェアルームをされている方も多いようです。

 

・メイド文化

シンガポールメイドさんを雇う文化が非常に普及しており、

物価が高い→共働きせざるを得ない→子供の預け先が必要→メイドさんを雇って子守りと家事を両方お願いする!

という家庭が周りでも多いです(子持ちの共働き家庭はほぼメイドさんを雇っていると思います)。

 そのため、待機児童問題など気にせず共働きができる、家事の負担を軽減できる、という点で選択肢が多いのは良いことかと思います。

 

 

  • 取得ビザ

シンガポールで就労するためにはEmployment Pass(EP)の取得、もしくはDependant Pass(DP、家族ビザ)でLetter of Conscent(LOC)と呼ばれる就労許可を取得する方法の2通りあります。

 

最近では外国人労働者の増加によりシンガポール人の雇用が不安定になってきているとの理由から、外国人へのEP付与がかなり厳しくなってきています。具体的には、学歴や年齢、年収等様々な要素を元に審査されます。

このような背景から、企業側もわざわざEPを申請するのではなく、既にDPを持っている求職者を雇用する方がリスクがなく、またEPと比較し低い給与で雇用ができるので最近ではDP保有者の市場価値が高まってきているとか。

 

逆にEP取得でシンガポール就労を考えている方はこれ以上厳しくなる前に早めに、またEPの条件等事前に確認されることをおすすめします。

 

 

以上、かなり初歩的な内容も多くなりましたが、シンガポールで働くことにまつわるお話をざっくりとまとめてみました。